【2023年版】高2進研模試の日程・対策は?京大生が徹底解説!

「高2の進研模試の日程はいつ?」

「進研模試の対策って何をしたらいいの?」

こうした疑問を持つことがあると思います。模試を受ける機会はなかなかないので不安になりますよね。

今回は高2進研模試について徹底解説していきます。この記事を読むことで進研模試の日程・対策方法・目標にしたい点数や偏差値はもちろん、受験に向けて時期別に行うべき勉強も分かります。

進研模試の結果を少し早く知る方法や、科目ごとの勉強法についても紹介しているので最後までぜひご覧ください。

【2023】高2進研模試(7・11・1月)の日程・範囲は?

高2進研模試(7・11・1月)の日程

結論から言うと、進研模試の日程は学校によります。というのも模試の開催単位が塾や模試用の会場ではなく、学校であるからです。ですが、大まかな時期はだいたい決まっています。

第1回は7月の上旬、第2回は10月末〜11月の上旬、第3回は1月の下旬となっています。

具体的な日時は学校の掲示板や年間日程表などで確認することができると思います。もしない場合は学校の先生に確認するようにしましょう。

高2進研模試(7・11・1月)の範囲

範囲についてベネッセから公式にネット上で公開されているものはありません。

ですが、ベネッセの公式Q&Aにこのような記述がありました。

Q.模試前の勉強法を教えてください

A.進研模試/ベネッセ総合学力テストの出題範囲は、毎年度行っている全国の高校への履修状況の調査結果を踏まえ、その時期その時期に応じて、理解できていてほしい内容を出題しています。
つまり進研模試/ベネッセ総合学力テストの問題は高校の授業で扱う内容をもとに作られています。(https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/nyushi/qa/answer04.html)

ここから範囲は高校で習っているカリキュラムと同じであることが分かります。ですので、直近で勉強した内容に加えてこれまでの復習もしておきましょう。

スタペディアでは科目ごとの勉強法も紹介しているのでぜひそちらも合わせて確認してみてください。

【2023】高2進研模試(7・11・1月)の平均点・偏差値は?

高2進研模試(7月・11月・1月)の平均点

平均点は受ける回にもよりますが、毎回全教科で35〜40%ほどになります。ただし、進研模試は受験者のレベルが広く、低いレベルの高校生や受験対策を始めていない高校生も受験します。ですので、河合塾の全統模試や駿台模試などと比べると平均点は低く出ると考えた方がいいでしょう。

高2進研模試(7月・11月・1月)の偏差値

ベネッセ公式Q&Aにこのような記述があります。

Q.模試の得点が○○点の場合、偏差値はどのくらいになりますか?

A.学年回やマーク式・記述式、教科や科目によっても偏差値の出方に多少の差はありますが、以下が目安として参考にできる基準になります。

100点満点で

65点程度とれると、偏差値70程度

50点程度とれると、偏差値60程度

35点程度とれると、偏差値50                                    (https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/nyushi/qa/answer10.html

この換算を参考に偏差値を考えれば良いでしょう。ですが前述のように受験生のレベルはさほど高くないため、実際よりも高く偏差値が出ると考えた方が良いです。具体的には(進研模試の偏差値)-10が実際の偏差値だと考えられるでしょう。

高2進研模試は何点ぐらい取ればいい?

結論から言うと、受けたいと思っている大学のレベルによって変わってきます。

点数で言うならば、

①旧帝大、早慶を受けたい人は8割以上

②地方国公立、MARCHレベルを受けたい人は7~8割

③日東駒専レベルを受けたい人は6~7割

を目指すと良いでしょう。

ただし、上の数字はあくまで目安です。6割取れなかったからといって日東駒専に合格できないわけではないですし、むしろ受験直前に実力が伸びることは往々にしてあります。実際私も高3の秋の模試でD判定でしたが、その年に合格することができました。

ですので、上で挙げた数字はあくまで目標にする程度にしましょう。

高2進研模試の結果はいつ帰ってくる?

学校ごとに受験する日程が違うこともあって、具体的な返却日はネット上では公開されていません。ですが、大体受験してから1か月後あたりに紙で返ってくることが多いです。

中にはもっと早く結果を知りたいという人もいると思います。そんな方はベネッセの提供する「マナビジョン」に登録すれば、紙で返却されるよりも先にネット上で自分の成績を確認することができます。

マナビジョンはこちら

しかし、学校との連携が必要になる場合があるので登録前に学校側に確認するようにしましょう。

マナビジョン会員登録についてはこちら

高2進研模試の対策法について

模試の範囲についてのところで述べたように、出題範囲は高校のカリキュラムに合わせて作られています。ですので、一番の対策法は「これまでに習ったことの総復習」になります。

とはいえ、全てを復習することは難しいと思います。ここからは回ごとに何を意識すればいいかを紹介します。

高2進研模試(7月)の勉強法は?

7月からやっておきたい対策は数学の苦手克服です。

数学の苦手は特に早くから対策しておきたいです。というのも数学の苦手は克服する機会があまりないからです。ここから理科や社会の暗記分野が増え、数学の基礎的な復習に時間が割けなくなっていきます。私の場合、この時期から苦手だった二次関数を克服してこなかったことで、受験直前まで二次関数に悩まされ続けました。

初めは教科書を読み直したり、学校から配られているテキストの練習問題を解きなおし、できなかった問題は解法を確認するレベルで構いませんのでこの機会に早くから苦手な分野の対策をしておくようにしましょう。

高2進研模試(11月)の勉強法は?

この時期から理科・社会の対策をするのが良いでしょう。というのも、この頃から1学期にやった内容を忘れる人が増え始めるからです。ですので、もし前にやった内容が思い出せない場合はこの機会で定着することを目指しましょう。具体的には教科書を読み込んで、習った範囲の一問一答式問題に答えられるレベルになっていれば理想的です。

理科・社会が苦手でどう勉強したらいいかわからないという人は、スタペディアで科目ごとに勉強法を紹介しているのでぜひそちらも確認してみてください。

世界史勉強法

日本史勉強法

生物勉強法

高2進研模試(1月)の勉強法は?

高2最後の進研模試なので、これまでの進研模試の結果を参考に、教科に限らず苦手分野を総復習しましょう。もし時間を取るのが難しい場合は、数学>英語>理科・社会>国語の順番で優先するようにしましょう。優先度が高い科目ほど定着に時間がかかると言われています。

高3からは受験に向けて受ける模試を全統模試や駿台模試などの難易度が高い模試に変更する学校が多いです。ですので、高2の1月に受ける模試が最後の進研模試になる可能性もあります。その場合はこの回が基礎問題で実力を試せる最後のチャンスになるのでしっかりと準備して挑むようにしましょう。

具体的には学校から配られる演習用ワークや問題集をひたすら解きなおして、できなかった部分を教科書で復習しましょう。

高2進研模試に過去問はあるの?

結論から言うと、過去問は公式には存在しません。また、インターネット上にも進研模試の過去問を公開しているサイトは存在しませんでした。どうしても過去問が欲しいという人は先輩や先生に相談すれば保存している場合があるので確認してみましょう。

ただし、進研模試は基礎的な問題が多いため、過去問から進研模試の傾向を掴もうとするよりも着実に苦手分野の勉強をする方が点数が伸びやすいです。ですので、過去問が解けないことを心配する必要はありません。

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まとめ

ここまで進研模試について徹底解説してきました。

進研模試は基礎的な問題が多く、難易度が高い模試とは言えません。ですが、その分知識が定着したかがはっきり表れる模試となっています。ですので苦手分野の対策をしてから臨み、高得点を目指しましょう。

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この記事を書いた人

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安藤悠恭

京都大学文学部に在学中。
幼稚園の頃から英会話塾に通っており、高校1年生の時に英検準一級を取得。

夏・秋の模試でどちらもE判定を出してしまったものの、秋以降2次試験までの期間を弱点の克服に専念し、京都大学文学部に現役合格。