こんにちは!スタペディア編集部のたおです!
- 家では集中しにくいからフードコートで勉強したい、、、
- フードコートで勉強するとマナー違反になるの、、、?
- フードコートで勉強するのは効果的、、、?
上記のような悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。
今回の記事では、「フードコートで勉強するのはマナー的に大丈夫なのか」「フードコートでの勉強は効果的なのか」といった点について解説しています。
是非この記事を参考にして効率的に受験勉強をしていきましょう!
そもそもフードコートで勉強するのってアリ?
そもそもフードコートで勉強するのはマナー違反になるのか疑問に思いますよね。
結論から言うと、「時と場合による」です。
フードコートは基本的に食事をするための場所です。
食事をせずに勉強をしている人がいても、店側からしたら何のメリットもありません。
また、純粋に食事をしようとしている人の席を奪っているかもしれません。
フードコートでの勉強がマナー違反なのか考えるときは、こうしたことを頭の片隅に置いておきましょう。
以下では、どんな時にマナー違反になるのか詳しく解説します。
フードコートによる
フードコートによっては、勉強するのをルールとして明確に禁止しているところもあります。
筆者の感覚では、「勉強は禁止」としているよりも、「飲食のご利用のみ」といったルールで勉強を禁止しているフードコートが多いです。
ただし、「飲食のご利用のみ」というルールでフードコートでの勉強を建前上は禁止していても、実際は勉強しても注意されないこともあります。
「どんなルールが書かれているか」よりも、「実際にどんなルールが運用されているか」が重要です。
時間帯による
フードコートが混雑しているときに勉強をするのは、明らかにマナー違反となります。
フードコートを利用したいという人を妨害してしまうからです。
店側としても、新しいお客さんを入れたいのに、ずっと席を占領されていると迷惑になります。
一方で、席が空いているときに勉強をしても、マナー違反になるとは言えないでしょう。
勉強する程度による
どれくらい勉強するのかも、マナー違反かどうか判断する上で重要です。
例えば、参考書をテーブルの上一面に広げて勉強するのはマナー違反と指摘されてもおかしくはありません。
一方で、ドリンクや食事をテーブルに置いた上で、教科書を読んだりするのはマナー違反にはなりません。
どれくらい本格的に勉強するのかという点も重要です。
フードコートで勉強して怒られないための対処法
フードコートで勉強する際は、以下で説明した点に注意して勉強するようにしましょう。
フードコートのルールを事前に確認する
先ほども述べた通り、フードコートにはルールがあります。
必ずフードコートのルールを確認してから、勉強するか決めるようにしましょう。
フードコートのルールを確認する際は、「どんな場合に注意されるのか」という実際の雰囲気を重視すると良いです。
利用したことのないフードコートの場合は、必ず一回は「食事を取るために来た普通の客」としてそのフードコートに行ってみると良いです。
そこから徐々に教科書を読んでみたり、参考書を広げたりして、フードコートの実際のルールでどこまで許されるのか確認しましょう。
※注意されたら、素直に指示に従ってください
混雑時を避ける
先ほども述べた通り、他の利用客に迷惑をかけてしまうので、昼食や夕食などの混雑時にフードコートで勉強しない方が良いです。
土日祝の食事時は特に混雑しているので、勉強は避けるようにしましょう。
特に注意されなくても、混雑時だけは利用を避けた方が良いです。
ドリンクか食事を適度に注文する
何も頼まないでフードコートを利用するのは明確なマナー違反です。
必ず何かドリンクや食事を頼んでからフードコートを利用するようにしましょう。
また、ドリンク1つで6時間、8時間と粘るのもマナー違反になることがあります。
3時間おきくらいの間隔を目安にして、何かを注文すると良いです。
フードコートでの勉強はおすすめ?
結論から言うと、フードコートでの勉強は高校生にはオススメです。
- 「家では勉強に集中できない」
- 「かといって、図書館や自習室のような静かな場所では逆に集中できない」
このような悩みを持った人におすすめです。
フードコートは多少の雑音があるため、雑音がないと勉強できない人には良いでしょう。
筆者も同様の悩みを持っていたため、高校生の頃はよく勉強のためにフードコートを利用していました。
カフェで勉強するよりも安上がりなため、高校生のお財布に優しいという点も筆者にとってありがたかったです。
以下では、フードコートで勉強をおすすめする理由について詳しく解説していきます。
フードコートで勉強するメリット5選
①すぐにおやつが食べられる
小腹が空いたときに、すぐにおやつを買えるのは、フードコートで勉強する最大のメリットの1つです。
勉強をしていると、小腹が空いて集中できなくなった経験がある方は多いのではないでしょうか。
そうした時におやつを買えるのがフードコートの強みです。
気分転換にもなるので、より勉強に集中できます。
②他人の目がある
他人の目があるのもフードコートの強みの1つです。
他人の目があると、「ピアプレッシャー」といって真面目に勉強をしなければならないという気持ちが強くなります。
特に「家で一人で勉強しているとついついスマホを触って怠けてしまう」という人は、フードコートを利用してみると、より勉強に集中できるかもしれません。
③雑音に慣れる
「多少の雑音がないと勉強に集中できない」という悩みを持った人だけでなく、「テストで雑音があると集中できない」という悩みを持った人にもフードコートはおすすめです。
試験本番では必ず雑音が発生します。
筆者が共通テストを受けた時は、隣でずっと椅子をきしませたり、大きな音を立てて鼻をかむ人がいました。
そうした人に集中力を阻害されないようにするためにも、雑音に慣れるのは大切です。
スポーツで酸素の薄い状況でも最大限のパフォーマンスが出せるよう訓練する高地トレーニングがあるように、フードコートでの雑音に慣れてしまえば、試験本番での雑音は全く気にならなくなります。
④夜遅くまで開いている
図書館や学校と異なり、夜遅くまで利用できるのもフードコートのメリットの1つです。
図書館や学校の多くは18:00や19:00で閉まってしまいますが、フードコートの多くは21:00~22:00くらいまで開いています。
「夜遅くまで勉強したいけど、家だと集中できない」という悩みを持った人は、是非フードコートを利用してみると良いでしょう。
夜遅くの時間帯になると空いているため、利用しやすいです。
⑤カフェに比べて安い
フードコートと似たような条件を満たしている勉強場所として、カフェがあります。
しかし、カフェのドリンク代は安くても一杯300円はするため、高校生が日常的に利用するのには価格帯が高すぎて向いていません。
一方、フードコートはドリンク一杯100円〜200円くらいが相場なので、高校生でも日常的に利用可能です。
フードコートで勉強するデメリット3選
ここまでフードコートでの勉強をおすすめする理由として、メリットを述べてきましたが、当然デメリットも存在します。
ここからは、フードコートで勉強するデメリットについて解説していきます。
①うるさい
フードコートで勉強するメリットとして雑音に慣れるという点を挙げましたが、雑音を通り越して「うるさすぎて集中できない」ような時もあります。
そうした時は、勉強に集中できなくて当然ですので、別の場所で勉強するしかありません。
また、雑音に慣れることができない体質の人もいます。
そうした人はフードコートで勉強するのには向いていないでしょう。
②出費が多くなる
カフェに比べるとフードコートは安いですが、それでもお金がかかってしまいます。
図書館や学校の自習室の利用料が0円であることを考えると、フードコートでの勉強はやはり出費が多いと言えるでしょう。
お金に余裕がない人は、フードコートでの勉強は控えた方が良いです。
また、フードコートの利用料分を参考書に回した方が良い場合もあります。
③近くに誘惑が多い
フードコートを利用する最大のデメリットは、周りに誘惑が多いという点です。
フードコートでは周りに美味しそうな食べ物を売っている店が多いため、おやつを食べるのに割く時間が通常よりも長くなる可能性があります。
また、フードコートの多くはショッピングモールなどの大型商業施設の中にあり、近くにゲームコーナーがあったりする場合が多いです。
勉強の集中力が切れたときに、近くのゲームコーナーやお店に立ち寄って時間を浪費してしまうかもしれません。
フードコートでのおすすめ勉強法
ここからはフードコートでのおすすめ勉強法について解説します。
是非この勉強法を参考にして、フードコートを有効活用しましょう。
ドリンクとおやつの時間を決めておく
ドリンクとおやつの時間を決めておくと、おやつを食べるのに多くの時間を割いてしまう事態を回避できます。
「3時間勉強したら新しいドリンクやおやつを買いに行く」というように、ドリンクやおやつを買う一定のペースを決めておくと良いです。
買いに行くペースは、「どれくらいのペースで買ったら勉強しても許されるのか」というフードコートのルールも考慮して考えると良いでしょう。
ドリンクやおやつを買うのに必要な金額しか持たない
ドリンクやおやつを買うのに必要な金額しかもっていかなければ、フードコートの周りにある誘惑を心配する必要はないです。
「500円しか持っていかない」というように、フードコートを利用するのに必要最低限で、他の娯楽を楽しめないような金額しか持っていかないようにしましょう。
角や隅の席を確保する
角や隅の席を確保すると、フードコート特有の喧騒から逃れられて、程よい雑音の下で勉強できます。
これは筆者の感覚になってしまうのですが、多くの場合フードコートは中心部に賑やかな部活帰りの学生や小さな子どもがいる家族連れなどが座ります。
そのため、こうした客の声が大きすぎると感じる場合は、角や隅に行った方が良いです。
また、参考書を広げても他の人の邪魔になる可能性が低いため、マナーの観点からも角や隅の席を用意しましょう。
アウトプット系や作業系の勉強に絞る
試験本番の雑音に慣れるという観点から、アウトプット時の雑音に慣れるのは重要ですが、インプット時に雑音に慣れるのは意味がありません。
そのため、フードコートで勉強する際は、数学の問題演習などのアウトプット系の勉強に絞って取り組むようにすると良いです。
数学の問題演習以外でも、自分が多少の雑音があっても集中できると思う科目に絞って勉強するようにしましょう。
また、学校の課題など、作業的な要素が強い勉強をするのにも向いています。
まとめ
フードコートで勉強するのは、そこのルールを確認した上で、勉強の仕方と時間帯に十分な注意を払えばマナー違反にはなりません。
ルールを確認する際は、「実際にどんなことが許されているのか」という点に注目しましょう。
フードコートで勉強するのは、
- すぐにおやつが食べられて気分転換になる
- 他人の目がある
- 雑音になれる
- 夜遅くまで開いている
- カフェで勉強するよりも安上がり
といった理由から、特に高校生におすすめです。
出費がかさんだり、周りに誘惑が多いという問題点もありますが、おやつを買うペースを制限したり、そもそも買える金額に制限をかけたりするなどの対策をすれば問題ないです。
また、フードコートで勉強するときはアウトプット系の科目に絞りましょう。
是非この記事を参考にして、勉強場所としてフードコートを有効活用してみてください!