大学受験英作文を添削する方法を解説|自力で添削する方法や添削サービスも紹介!【京大文首席】

こんにちは。スタぺディア編集部の鴨川のヨッシーです。

この記事を読んだら、以下のメリットを感じてもらえます。

  • 英作文を添削してもらう方法にはどのようなものがあるのか、網羅的に知ることができる
  • あまりお金をかけず、添削してもらう方法を知ることができる
  • 英作文を上達させるために、自分の目的に合った添削相手を見つけることができる

実は、ライティング能力を効率良く高めるためには、添削が必要不可欠です。

もしあなたが今、誰にも添削を頼まずに英作文を勉強しているなら、赤信号です。コスパの悪い勉強に陥っているかもしれません。

英作文には、添削を活用した効率的な学習法があります。

この記事では、京大受験において英作文を得点源にし、文学部に首席合格をした私が、添削の方法を解説します。

英作文の添削について知り、添削を上手に活用して、ライティングスキルを効率よく伸ばしましょう。

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この記事を書いた人

英作文の添削はなぜ必要?

ミスや弱点を知り、効率よくライティングスキルを伸ばすため

英作文の学習において添削が必要なのは、効率よく英語力を伸ばすためです。

添削を通して、英語力のある他人の目から自分の文章のミスを指摘してもらいます。
そこから炙り出した弱点を克服することで、英語力を最短で向上させられます。

ここでのミスとは、スペルミスや文法ミスに限らず、語のつながりや使い分けのミスも含みます。

このようなミスを自分で発見することは難しいですよね。そこで、英語力のある人に添削を依頼することが必要です。

さらに、専門の講師であれば、ミスや弱点を克服する方法を知っています。講師のアドバイスを受けながら勉強したほうが、独学よりも効率が良いです。

以上の理由から私は、ライティングスキルを伸ばすためには添削を依頼するべきだと断言します。

英作文の添削にはどのような方法があるの?

添削の方法はいろいろあります。ここでは、添削の方法を5つ紹介いたします。

英作文の添削の方法5選

以下、解説していきます。

①添削サービス

自分の答案をインターネットや郵便で提出し、専門の講師に添削してもらうという方法です。基本的に有料です。

ネイティブの専門講師や英語の教職経験者が添削することもある一方、あまりレベルの高くない添削者が適当にこなしている場合もあるので、講師の質が一概に良いとは言えません。

添削の質をよく吟味してサービスを選ぶことが重要です

大学受験に特化したサービスや、ビジネスに特化したサービスなど、専門が分化していることも多いので、自分の目的に合ったサービスを使いましょう

オススメの添削サービスについては、下記の記事で詳細に紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

②ネイティブの知り合いに依頼する

友人や知り合いのネイティブスピーカーに添削してもらう、という方法です。

気軽に頼めますし、微妙なニュアンスの違いやコロケーションなど、ネイティブからでないと得にくい指摘を受けることができます

ただ、添削の質という点では、指導経験のある専門の講師の方が優れているとも言えます。

日常会話レベルは問題なくとも、大学受験やビジネス、資格取得のための英作文は専門の添削者に依頼する方が無難です。

③学校の先生に依頼する

中学校や高校、大学の先生、あるいは恩師に依頼するという方法です。

専門性が高く、指導経験も豊富であることは大きなメリットといえます。

しかし、他の業務の忙しさから添削自体を断られる場合があります。さらに、添削ペースが遅いことがある、といった問題もあり注意が必要です。

④塾や予備校の講師に依頼する

受験生に限られますが、通っている塾・予備校の講師やチューターに依頼するという方法です。

私も受験生時代は、予備校の先生に答案の添削を頼んでいました。

ただ、人気の講師は添削を受け付けていないことがあります。

また、質のよくない学生チューターが添削に対応している場合もあるため要注意です。
難関大を志望する受講者の方が添削者より英語能力が高い、なんていうことも。

塾や予備校の講師に依頼する場合も、講師の腕や添削の質を重視しましょう。

⑤サイトを活用し自力でチェックする

GrammarlyやDeeplといったオンライン上のサービスを活用し、自力で答案を確認する方法です。

基本無料ですが、この方法をメインで使うのはオススメしません

日頃の英作文の学習に際しては、上で紹介した他の方法が圧倒的に効率的だからです。

ちょっとした英文をチェックしたい場合や、添削にお金を掛けたくない場合には、無料サイトを使うと良いでしょう。

最近有名なChatGPTで英語を添削する方法についても下の記事で解説しています。

自力で英作文を添削する方法

ここでは、自力で英作文を添削する方法を3つ解説します。

自力で英作文を添削する方法

添削は他の人に依頼するのがベストです。

しかし、やむを得ない事情があったり、他人に見せるほどでもない英文をチェックしたりする場合は、インターネット上のサイトを使って自分の書いた文章を添削しましょう。

①Grammarlyで文法ミス・スペルミスをチェックする

Grammarlyは、デバイス上の英文の文法ミスやスペルミス、英語の不自然さをチェックしてくれるサービスです。

これを使うことで、自分では気づきにくいミスを簡単に見つけることができます。

自分で書いた文章は、Grammarlyにかけて、ミスをチェックしましょう。

こちらから利用することができます。

②DeeplやGoogle翻訳を使い、原文と意味が合致しているか確認する

ミスを修正出来たら翻訳サービスを使い、自分の表現したいことと書いた英文の意味が合致しているか確認しましょう

方法としては、自分の書いた英文を翻訳サービスにかけて和訳し、意味を表現できているか確認します。少しでも違和感のある部分は、元の英文が間違っている可能性があります。その部分を重点的にチェックするとよいでしょう。

翻訳サ―ビスとしてはDeeplGoogle翻訳が無料でオススメです。

ただし、これらのサイトを使う際の注意点があります

それは、翻訳サービスが必ずしも正確な訳をするわけではないということです。時折、文脈を理解せず誤訳することがあります。さらに、自然な日本語を生成するために、訳を飛ばすこともあります。

翻訳サービスは過信せず、参考程度に利用しましょう

それぞれの翻訳ツールは、こちらから利用することができます。

DeepL翻訳Google翻訳

③ChatGPTを使った方法

最近話題になっているChatGPTを使って、AIに添削してもらうこともできます。この方法を使う場合、上で紹介した①②はしなくても良いでしょう。

ChatGPTとは、大量のテキストデータを学習したAIのことです。このサービスでは、基本無料でAIと対話をすることができます。適切に使えば、プロの添削者としての役割を果たしてくれます。

ChatGPTを使った添削の方法は以下の記事にまとめてありますので、参考にしてみてくださいね。

目的別オススメ添削サービス

添削サービスを利用する場合は、自分の英語学習の目的に合ったサービスを利用することが重要です

以下で目的別の添削サービスを紹介していますので、参考にしてください。

【大学受験生向け】英作文の添削に関する質問に京大生が回答

質問サイトで添削してもらうのはダメなの?

スタペディア編集部の女性
鴨川のヨッシー

添削を受ける目的にもよりますが、基本的に私はオススメしません

質問サイトに答案をアップロードして添削してもらうことは、匿名性に伴う問題があるからです

添削者の質が担保されておらず、間違った指摘を受ける可能性があります。

さらに、返答が必ずしもすぐに貰えるわけではない、ということも問題の一つです。

ですので質問サイトではなく、添削サービスを使ったり、英語力のある人に添削を依頼したりするようにしましょう

GrammarlyやDeeplは使った方がいい?

スタペディア編集部の女性
鴨川のヨッシー

自力で添削するなら必須ですが、そうでなければ使わなくてよいです。

これらのサービスは誤訳をしたり、訳をすっ飛ばすことがあります。答案の正しさの確認という点では、人間の添削者に劣ります。

また、添削を頼むにもかかわらず、これらのサービスを使うため答案の写真を撮ったり文字入力したりするのは労力がかかり、非効率的です。

英作文の受験勉強を始める時期は?

スタペディア編集部の女性
鴨川のヨッシー

英語の基礎が定着した後少なくとも、基礎的な文法を一通り知っているレベルに達したら始めましょう。

英作文問題を解くためには、文法力、単語力、構成力といった英語能力をフル稼働させる必要があります。基礎が定着してから、英作文の受験勉強を始めましょう。

具体的には、受験前年の夏から秋が理想です。東大や京大をはじめとする難関大を受験する場合、春からじっくり取り組んでもよいでしょう。

添削も、英作文の勉強を始めるのと同時期に始めましょう。

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    この記事を書いた人

    スタペディア編集部の女性

    鴨川のヨッシー

    京都大学文学部に在学中。

    高校1年で周囲に流されつつ医学部受験を志し、現役で筑波大学医学群医学類に合格。しかし入学後、歴史への興味や京都暮らしへの憧れを諦められず、一念発起して京都大学への文転再受験を決意しました。

    一年間というタイムリミットの中でプレッシャーを感じながらも、ストレスを溜めない&無理しない生活を心掛ける。元理系というアドバンテージを活かしつつ、効率を重要視して着実に成績を伸ばしました。京大模試では、2回とも成績優秀者として冊子に掲載されたという実績を持っています。

    最終的には、念願の京都大学文学部に首席合格。
    スタぺディアでは、世界史のコンテンツ責任者も担当しています。