【京大生が解説】大学の資料請求で図書カードがもらえるって本当?仕組みから注意点まで徹底解説!

こんにちは!スタペディア編集部のたおです。
「大学の資料請求をすると図書カードがもらえる」という広告を見たことがある人は多いのではないでしょうか。

ただ、

  • 資料請求だけで図書カードがもらえるって本当?
  • それって本当に安全なの?
  • どうやったらもらえるの?

など様々な疑問が浮かんでしまいますよね!

今回は、大学の資料請求で図書カードをもらえる仕組みから方法、注意点、オススメサイトまで徹底解説します!

大学の資料請求で図書カードがもらえるって本当?

結論から言うと本当です。
様々な進学情報サイトで、キャンペーン期間中に一定の条件を満たした上で資料請求を行うと、500円分〜2000円分の図書カードをもらうことができます。

資料請求をすると色々な大学について知ることができて一石二鳥なので、ぜひ一度は資料請求をして図書カードをもらってみましょう!

大学の資料請求で図書カードをもらうのは安全?

「資料請求するだけで図書カードをもらえるなんておいしい話、何か怪しくない…?」
と疑われる方は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、図書カード配布キャンペーンは安全で怪しくありません。

図書カード配布キャンペーンを行っている進学情報サイトは、リクルートが運営しているスタディサプリやベネッセが運営しているマナビジョン、マイナビ進学など大手のものが多いです。

そのため、安心して図書カードをもらうことができます。

大学の資料請求で図書カードをもらえる仕組みについて徹底解説!

「なぜこんな学生側が一方的に得をするおいしい話があるのか」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、図書カード配布キャンペーンがあるのは、学生に様々な大学を知れるというメリットがあるだけでなく、大学、進学情報サイト側にも資料請求が増えることによるメリットがあるからです。
大学、進学情報サイト、それぞれについて詳しく解説します!

大学側

実は図書カード配布キャンペーンで一番のメリットがあるのは大学側です。
大学は高校生に知ってもらうという宣伝効果を狙って図書カード配布キャンペーンを行います。

少子化の影響もあって、大学側としては生徒を確保したいという狙いがあります。そのために必要なのは、「一人でも多くの高校生に大学のことを知ってもらう」ことです。

大学からすると「図書カードを配布するだけで入学してもらえるというおいしい話」なのです。

進学情報サイト側

資料請求サイトは、大学から広告を依頼されているため、一人でも多くの学生に依頼元の大学を知ってもらうことが仕事です。

そのため、進学情報サイトは、一人でも資料請求をする人を増やしたいという動機があります。
サイトにとって、図書カード配布は一人でも多くの人に大学を知ってもらうという目的を達成するための広告料です。
進学情報サイトから見ると、むしろ図書カード配布は非常に大学の宣伝に効果的です。

大学の資料請求で図書カードをもらうための条件

資料請求をすれば無条件で図書カードがもらえるわけではありません。
以下で説明する一定の条件を満たすと、図書カードが申請可能です。
各サイトによって細かい条件は異なるので、必ず確認するようにしましょう

一定期間内に複数校資料請求する

1つの大学に資料請求をしただけで図書カードをもらえるわけではありません。
多くの場合、10校以上に対して資料請求をしなければ図書カードをもらえません。

少しでも気になった大学は、全て資料請求すると良いです。

また、「専門学校5校以上かつ大学5校以上」のように学校の種類を指定している場合もあるので、注意が必要です。

高校生である

応募者本人が応募時に高校生でなければなりません。
大学側は今後大学生になる高校生を確保したいため、対象者が高校生に限定されています

中学生や既に高校を卒業してしまった方は資料請求をしても図書カードをもらえません。

中学生や浪人中の方は気を付けましょう。

有料の資料請求ではない

有料の資料請求は資料請求としてカウントされないことが多いです。

無料の資料請求しか図書カード配布キャンペーンの対象になりません。

特に国公立大学の資料請求は有料である場合が多く、図書カード配布キャンペーンの対象とはならないので注意が必要です。

図書カードをもらうデメリット

資料請求をするだけで図書カードをもらえるなんて夢のようですが、デメリットも当然存在します
以下では、そんなデメリットについて解説します。

①大学に関するハガキが何度も送られてくる

資料請求をした大学に関する情報など、請求していないハガキなどの資料も登録した住所に送付されることがあります。
自分から情報を取れる人にとっては処分に困ったり、不要だと感じることがあります。

ただし、これは裏を返せば、受け身な姿勢でも情報を得られるため、情報を見逃しがちな人にとってはメリットです。

もし不要と感じたら資料請求サイトに受け取り拒否の通知をすれば、ハガキの送付を止められます。

②対象の大学が限られている

資料請求で図書カードをもらうための条件の一つに「無料の資料請求である」というものがあります。
資料請求が有料の大学は対象から外れるため、どうしても対象の大学が限られてしまいます。

資料請求が有料の大学は、少数の有名な学校であることが多いため、無料の資料請求だけでも様々な学校のことを知ることができます

おすすめ図書カード配布キャンペーン6選

ここからは図書カード配布キャンペーンを行っているおすすめの資料請求サイトについて紹介します!
また、各キャンペーンの条件・注意点についても併せて解説しているので、ぜひ参考にしてください!

スタディサプリ進路

スタディサプリ進路は、人材会社大手のリクルートが運営している進学情報サイトです。
年に数回、高校生限定で7校以上に資料請求をすると、図書カード700円分を獲得できます。
現在、2023年12月1日〜2023年12月31日の期間でキャンペーンを行っています。

条件

  1. 高校生であること。
  2. 大学、短大、専門学校等の対象の学校に無料の資料を7校以上請求すること。
  3. 2.の請求を一度に行うこと。

注意点

  • 複数回に分けて7校に資料請求を行った場合は対象外
  • 同じ住所から1つの応募しかできない

※兄弟も応募している場合に注意が必要

マイナビ進学

マイナビ進学は、就職・転職サイトの大手マイナビが運営している進学情報サイトです。
年に数回、高校生限定で大学・専門学校に10校以上に資料請求をすると、最大で図書カード2000円分を獲得できます。
現在、2023年12月21日~2024年1月31日の期間でキャンペーンを行っています。

条件

  1. 高校生であること。
  2. 対象の学校に無料資料請求を一度に10校以上に行う。
  3. 対象の専門学校に無料資料請求を一度に5校以上に行う。

条件2、3の片方が達成できていない場合は、図書カード1000円分のみの獲得となります。

<例>

  • 大学10校に対する資料請求のみの場合
    3達成できず→1000円分の獲得
  • 大学5校、専門学校5校に対する資料請求
    2、3両方達成→2000円分の獲得

注意点

  • 複数回に分けて資料請求を行った場合は対象外
  • 同じ住所から1つの応募しかできない

※兄弟も応募している場合に注意が必要

マナビジョン

マナビジョンは、教育大手のベネッセが運営している進学情報サイトです。
年に数回、高校生限定で大学・専門学校に10校以上に資料請求をすると、最大で図書カード1000円分を獲得できます。

条件

  1. 高校生であること。
  2. 対象の学校に無料資料請求を一度に10校以上に行う。
  3. 2.の請求を一度に行うこと。

注意点

  • 複数回に分けて資料請求を行った場合は対象外
  • 同じ住所から1つの応募しかできない

※兄弟も応募している場合に注意が必要

キャリタス進学

キャリタス進学は、就職・転職サイトの大手キャリタスが運営している進学情報サイトです。
年に数回、高校生限定で大学・専門学校に20校以上に資料請求をすると、giftee boxというクーポン券を最大で2000円分を獲得できます。
現在、2023年12月1日〜2024年1月8日の期間でキャンペーンを行っています。

条件

  1. 高校生であること。
  2. 対象の【学校】に無料資料請求を一度に10校以上に行う。
  3. さらに、対象の【専門学校】に無料資料請求を一度に10校以上に行う。

条件2のみしか達成できていない場合(合計10校しか一度に資料請求していない場合)は、giftee box1000円分のみの獲得となります。

注意点

  • 複数回に分けて資料請求を行った場合は対象外
  • 同じ住所から1つの応募しかできない

※兄弟も応募している場合に注意が必要

日本の学校

日本の学校は、日本最大規模の進学情報サイトです。
年に数回、高校生限定で大学・専門学校に10校以上に資料請求をすると、図書カード1000円分を獲得できます。

条件

  1. 高校生であること。
  2. 対象の学校に無料資料請求を一度に10校以上に行う。
  3. 2.の請求を一度に行うこと。

注意点

  • 複数回に分けて資料請求を行った場合は対象外
  • 同じ住所から1つの応募しかできない

※兄弟も応募している場合に注意が必要

  • 専門学校は住所と同じエリアの学校のみが対象

例:近畿エリアに住んでいる場合、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山の専門学校

エイビ進学ナビ

エイビ進学ナビは、全国の大学・短大・専門学校についての情報を提供する大手進学情報サイトです。
年に数回、高校生限定で大学・専門学校を併せて10校以上に資料請求をすると、図書カードを最大で1000円分を獲得できます。
現在、2023年12月1日〜2024年1月31日の期間でキャンペーンを行っています。

条件

  1. 高校生であること。
  2. 対象の【大学・短大】に無料資料請求を一度に5校以上に行う。
  3. さらに、対象の【専門学校】に無料資料請求を一度に5校以上に行う。

条件2.3.のどちらかのみしか達成できていない場合、図書カード500円分のみの獲得となります。

注意点

  • 複数回に分けて資料請求を行った場合は対象外
  • 同じ住所から1つの応募しかできない

※兄弟も応募している場合に注意が必要

まとめ

大学の資料を請求することで図書カードを獲得できるのは本当です。
安全性についても大手の進学情報サイトが運営している場合が多いので、心配する必要はありません。
資料請求をするだけで、図書カードをもらえるのは、大学・進学情報サイト・学生の三者にメリットがあるからです。

図書カードを獲得するには、以下のような条件を満たしている必要があります。

  • 一度に一定数以上の学校に資料請求をする
  • 高校生である
  • 無料資料請求である

各進学情報サイトによって細かい条件は異なるので必ず確認してください。

ぜひこの記事を参考にして、大学への資料請求で図書カードを獲得しましょう!

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この記事を書いた人

スタペディア編集部の男性

たお

京都大学法学部に在学中。
得意科目は英語、世界史、地理。
共通テストでは英語と世界史で満点を得点した実績があります。
また、高校在学中に英検1級を取得しました。

前期試験で東京大学文科一類を受験するも、二次試験の数学で大失敗をしてしまい数点差で不合格に。しかし、後期試験に向けて気持ちを切り替えて努力し、最終的には京都大学法学部に現役合格できました。

スタペディアでは英語と世界史をメインに記事執筆をしています。