【2023年】阪大模試の日程・難易度・結果返却日の目安は?どの予備校の模試を受けるべき?阪大実践・阪大オープン・阪大本番レベル模試

こんにちは!スタペディアのちこです。

阪大を目指す皆さんは「阪大模試」をご存じですか?

大手予備校は各大学の受験生に向けて、二次試験に寄せて作成した実践形式の模試を実施しています。
これらを一般的に「冠模試」と呼びます。冠模試の大阪大学版が「阪大模試」というわけです。

私の指導経験上、阪大志望の受験生から

  • 阪大模試って受けた方がいいですか?
  • 阪大模試を受けたいんだけど、どこの予備校のを受けるのが良いですか?

という質問をたくさん受けます。

今回は、阪大模試に関して、2023年度の実施予定や予備校ごとの特徴から、受けるメリットやオススメの模試まで徹底的に解説していきます。

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2023年度の阪大模試の日程

阪大模試は駿台・河合塾・東進・代ゼミの4つの予備校が実施しています。

2023年度の阪大模試の日程は以下の通りです。

実施日程模試予備校
6/25阪大本番レベル模試東進
8/20阪大入試プレ代ゼミ
9/3阪大本番レベル模試東進
10/22阪大本番レベル模試東進
11/3阪大入試実戦模試駿台
11/12阪大入試オープン河合塾

阪大模試は受けるべき?受ける3つのメリット

もしあなたが阪大を受験するのであれば、阪大模試は受けておくべきです。

阪大受験生が阪大模試を受けるべき理由は大きく3つあります。

  • 研究されて作られた模試は精度が高い
  • 母集団が大きく、本番を見据えた対策に繋がる
  • ドッキング判定を見ることができる

研究されて作られた模試は精度が高い

模試を受ける最大の利点は、精度の高さです。

そもそも、大手予備校が開催する大学別模試は、学力の定着を図る模試とは別物です。

予備校は入試の専門家なので、過去問の傾向を分析し、精度の高い模試を作ります。

過去問と同じ問題は出ませんが、模試の問題が実際の入試で出題された例もあります。

河合塾の第2回京大入試オープンでは、2022年の京大入試の文系国語の問題を的中させました。

さらに、採点もプロの先生たちによって行われるので、採点基準が分かっていない中でも精度の高い得点を示してもらえます。

母集団が大きく、本番を見据えた対策に繋がる

次のメリットは、受験生の多さです。

冠模試を受ける人は皆、本気で阪大合格を目指している人ばかりですよね。

受験者層のレベル自体も高いなかで模試を受けられることは、自分の現在地を正しく知ることに繋がります。

平均点より低い科目があれば重点的に復習すべきだし、自分の体感よりも出来がいいことが分かれば自信がつきます。

自分と似た状況の人が多く受けており、今後に繋がる点が冠模試のメリットです。

ドッキング判定を見ることができる

そして最後のメリットは、ドッキング判定を見る事ができることです。

これは既に解説した「模試の精度の高さ」「母集団の多さ」があって成り立ちます。

この2つが判定の正確さを保証しているからです。

阪大入試は、決して二次試験だけができれば合格できるものではありません。

学部によって比率は異なるものの、配点は共通テストと二次試験が同等か、二次試験がやや重めの比重になっています。

冠模試が終わったら、まず第一に模試の復習と解き直しをすることが重要です。

さらに正確な判定が返ってくることで、共通テストと二次試験における弱点を俯瞰して捉えることができます。

冠模試には、ただ模試を受け、復習をする以上の価値があるんですね。

予備校ごとの阪大模試の評判は?特徴・難易度

ひとまとめに京大模試と言っても、予備校ごとに難易度などに差があります。

ここでは難易度順に紹介します。それぞれの特徴を知った上で受ける模試を決めましょう。

駿台 阪大入試実戦模試

まず、難易度が最も高いのが駿台です。

阪大入試の範囲を超えており、本番よりも難しいと考えていいでしょう。

模試の直後に、手ごたえの無さから不安に駆られる人がいますが、「駿台は本番よりハイレベルな出題だ」と心に留めておき、あまり引きずらないことをおすすめします。

もちろん、しっかり復習することで大きな伸びしろを得られます。

詳細は駿台のHPをご覧ください。

河合塾 阪大入試オープン

難易度こそ2番目であるものの、河合塾の問題の質の高さ・受験生の母数の多さは圧倒的1番です。

また、先ほど説明したように、問題の的中率の高さが特徴的です。

模試を受けるからには、復習の際に本番でも使える勉強をしたいですよね。

その点、河合塾の阪大オープンは最も受ける価値のある模試だといえます。

さらに河合塾をおすすめする理由は、河合塾の冠模試は、夏休み中の8月と定期考査のない11月に行われるからです。

時期的に時間に余裕があり、丁寧に復習出来ることが見込める点からも、模試の反省がきちんと身につくでしょう。

詳細は河合塾のHPをご覧ください。

東進 阪大本番レベル模試

続いて東進ですが、決して難易度が低いことはありません。

比較的、本番の阪大入試のレベルに近いといえます。

ただ外部受験者が少なく、東進生の多くは現役受験生であることから、浪人生との比較は難しいと思われます。

一方、東進の模試の特徴は、返却スピードの速さです。

一般的な予備校の模試は返却までに数週間から1ヶ月ほどかかりますが、東進は最短5日から判定や結果分析を閲覧できます。

解答解説を読んだだけでは他の生徒の出来具合を把握できないため、返却までの時間の短さは受験生にとって嬉しいポイントですね。

詳細は東進のHPをご覧ください。

代ゼミ 阪大入試プレ

最後に代ゼミの模試です。

代ゼミの模試にはドッキング判定がありません。

また受験者が少なく、模試の難易度もやや低めです。

したがって、過去問演習に取り組み切れていない人が受けるとちょうどいいでしょう。

冠模試を受けすぎて復習が追い付かないという時も、基礎固めをするという意味では代ゼミの模試から取り組むことをおすすめします。

詳細は代ゼミのHPをご覧ください。

結局どの予備校の阪大模試を受けるべき?

ここまで、京大模試を受けるメリットや、予備校ごとの模試の特徴を解説してきました。

では、結局どこの予備校の模試を受けるべきなのでしょうか?

当然、すべて受けるに越したことはありません。
ただ、復習が疎かになって模試を受けただけになるようではもったいないですし、たくさん受ければそれだけお金もかかります。

そこで、優先順位をつけて紹介します。

必ず受けるべきは河合塾、次いで駿台がおすすめ

すべての阪大受験生に受けてもらいたいのは、河合塾の模試です。

個別紹介で触れたように、最も本番とレベルが近いため、実際の過ごし方も考慮した本番に近い得点予想ができるからです。

また、ドッキング判定がある点も良いですね。

次に受けてもらいたいのは駿台の模試です。

レベルは非常に高いですが、それだけ受験者のレベルも高いため、判定や偏差値は一番信頼できます。


こちらもドッキング判定があるのがありがたいです。

この河合塾と駿台の模試は採点が丁寧なことも特徴です。

途中記述までも採点してくださるため、記述式の多い阪大受験生にとっては心強いこと間違いなしです。

ドッキング判定を出してもらうには、対象の共通テスト模試を同時に受ける必要があるので注意しましょう。


個人的には、河合塾と駿台の模試は受けることを強くオススメします。

やはり大手予備校なだけあって的中率も高く、勉強していて損することがありません。

受ける模試は出来るだけ早めに決めておく

余裕があれば、東進や代ゼミの模試も受けてよいと思いますが、受けるか否かは早めに決めましょう。

せっかく模試を受けるのであれば、次の模試までに復習を終わらせ、前回間違えた箇所は完璧にするべきです。模試に合わせて勉強計画を立てる必要があるわけですね。

たくさん受けるのであれば、その分早く復習を終わらせなければならないので、模試の受験予定は早めに決めた方がよいのです。

余談ですが「模試を受けて結果に一喜一憂して終わる」という人をたまに見かけます。
たしかに判定は自分の位置づけを知るために重要ですが、模試の目的はそれだけではありません。

・間違えた問題を復習すること

・他の問題にも応用できるよう、根本的に間違っていたことについて学び直すこと

・時間が経った後、本当に定着しているか解き直すこと

など、模試から得られるものはたくさんあります。

一度受けた模試は満点解答を作れるレベルになるまで復習し、定着させてから次の模試を受けましょうね。

阪大模試の出来・点数が悪くても、入試本番で合格点をとれるようになる勉強法とは?

阪大模試を受験してみて、自分の記述解答力のなさを痛感した人は多いと思います。

模試の結果が帰ってきた人はなおさら、自分の記述解答力のなさを痛感したことでしょう。

  • 「自己採点ではできていたのに、なんでこんなにも減点されているんだ…」
  • 「記述答案で守るべき作法・減点されないための記述の仕方があるなら知りたい…」

と思いますよね。

実は、記述答案の点数が悪いのには、明確な原因があります。そして、その原因を克服すれば大幅な成績の向上が見込めます。

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記述問題の得点力を身につけるための最善の方法とは、とにかくたくさんの答案を書いて、それを実力ある人にフィードバックしてもらうことです。

大学別の模試は、年に開催される回数が限られていますし、答案の返却も遅いです。また、一般的な添削サービスも、パートのおばさんが添削していて質が怪しいですし、返却されるのが1ヶ月後くらいが目安で非常に遅いです。

解いた直後に復習するのが1番効率がいいのに、全然返却されなければ、学習効果も下がってしまいますよね。

キョーテンとは、生徒の英作文の解答力を高めるために必要なサポートを全て行うサービスです。

・採用率20%の京大生が実際に添削をするから圧倒的に高品質
・添削は3日以内に返却されるから、すぐに復習できる
・一人ひとり専用の解説動画がつくから、わかりやすい

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無料添削では、実際にキョーテンの添削を一回文受講することができ、添削答案の返却はもちろん、自分用の解説動画もついてきます。

例年、二次試験が近づくにつれて、受講希望者が増えていき、定員が満席になる可能性がありますので、添削を希望される方はお早めに申し込まれることをオススメします。

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まとめ:阪大模試は時期を考慮しつつ河合塾や駿台から選ぶ!

今回は、阪大模試の実施予定や予備校ごとの特徴、受けるメリット、オススメの模試を解説しました。

阪大模試を受けるメリット

  • ドッキング判定を見ることができる
  • 母集団が大きく、本番を見据えた対策に繋がる
  • 研究されて作られた模試は精度が高い
  • 必ず受けるべきなのは河合塾、ついで駿台がオススメ
  • 受ける模試はできるだけ早めに決めておく

自分の志望大学の冠模試を受けるのはたくさんのメリットがあります。

とくに阪大レベルの模試は少ないので、各予備校の冠模試は貴重な機会です。

ぜひ模試を上手に活用して、志望校の合格を掴み取って下さい!

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この記事を書いた人

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ちこ

京都大学 教育学部に在学中。得意科目は英語。
難化した2022年共通テストの数学IAでは47点をたたき出すも(笑)、お昼休みの切り替えで数学IIBを74点にまで回復させた。才能型よりは努力型で、マインドコントロールで受験を乗り越えた自負がある。
高校では陸上部(マネージャー)と茶道部を兼部。「部活を辞めても成績は伸びない」という顧問の言葉が信じられなかったが、文武両道で現役合格を果たした今なら理解できる。
それらの経験を活かして個人でYouTubeチャンネルを運営し、受験生に役立つメンタルヘルスケアや勉強方法について発信している。