【京大生直伝】受験生のメンタルの保ち方を現役京大生が徹底解説!

  • メンタルが不安定で勉強に集中できない…
  • 勉強しているけれど、志望校に合格できる気がしない…
  • 受験期のメンタルの保ち方を知りたい

ストレスの多い受験期には、このような悩みや不安を抱える人も多いでしょう。

しかし、メンタルが不安定な状態だと受験を勝ち抜くのは難しいです。

メンタル維持は、受験を成功させるために非常に重要です。

私も模試の判定が悪かったり、成績が伸び悩んだりした時期は、落ち込んでしまうこともありました。しかし、メンタルを上手くコントロールしつつ受験勉強に励んだ結果、本番では最高のパフォーマンスを発揮でき、京都大学に合格することができました。

今回の記事では、私の受験生時代の経験をもとに、受験期のメンタルの保ち方本番の不安対処法について徹底解説します。

メンタル面で悩みや不安を抱えている受験生は、ぜひ最後まで読んでみてください。

受験におけるメンタルの重要性

受験に対する不安や成績がなかなか出ない焦りから、メンタルが不安定になってしまうことは誰にでも起こり得ます。

しかし、メンタルをしっかりと維持できれば、受験勉強のパフォーマンスは何倍にもなります。

ここでは、受験期にメンタルが不安定になってしまう原因やメンタル維持の重要性について解説します。

受験期にメンタルが不安定になってしまう原因

受験期のメンタルの保ち方を考えていく上で、メンタルが不安定になってしまう原因を知ることは大切です。

メンタルが不安定になる原因を知ることで、適切な対策を考えることができるでしょう。

受験期にメンタルが不安定になってしまう原因は人によってさまざまですが、よくあるのは以下のような原因です。

  • 勉強しても成績が上がらない
  • 親の期待が大きい
  • 他人と比較してしまう
  • 試験へのプレッシャー
  • 一人で勉強し続けることへの孤独感
  • 長時間の勉強による生活習慣の乱れ

最近メンタルが不安定になってきたという受験生は、これらの原因の中に当てはまるものがないか、自分を見つめ直してみてください。

受験におけるメンタルの重要性とは

メンタルを上手く保つことは、受験において勉強時間や知識量より重要といっても過言ではありません。

メンタルが不安定なままだと、受験勉強に集中できなかったり、本番力を出しきれずに終わってしまったりしてしまう可能性があります。

したがって、メンタルの保ち方を知っておくことは、受験を成功させる上で非常に重要だと言えます。

受験勉強中のメンタルの保ち方

受験においてメンタルを上手く保つことは非常に重要です。

ここでは、私が受験生時代に行っていたメンタルを保つ方法の中から特におすすめできるものを5つご紹介します。

メンタル面の不安を無くすことで勉強の効率が大幅に上がることもあります。ぜひ参考にしてみてください。

他人と比較しない

受験生がメンタルを保てない原因としてよくあるのが「他人と比較してしまう」ことです。

「友達はあんなに勉強しているのに自分はできていない…」
「他の受験生よりも成績が伸び悩んでいる…」

他人と比べるのはよくないと分かっていても、受験期はどうしても他の人がどのような状況か気になってしまいますよね。

しかし、他人に目を向けすぎて、自分の状況が見えなくなってしまってはいけません。

そこで、意識してほしいポイントが「今日の自分は昨日の自分よりも成長したか」ということです。

他人と比較するのではなく、昨日の自分と比較する。そうするだけで、冷静に自分の成長を見ることができ、自信にも繋がります。

計画を立ててやるべきことを明確にする

計画を立てることもメンタル維持に繋がります

なぜなら、計画を立てることでゴールまでのイメージが明確になり、心に余裕ができるからです。

その際、目標から逆算して計画を立てることが大切です。

私も「京大合格」という目標から逆算し、計画を立てていくことで「これだけやったら受かるんだ」という気持ちになり、心の余裕へと繋がっていました。

学習計画の立て方についてはこちらの記事で解説しています。

【誰でもプロレベルの学習計画が立てれる】京大式-勉強計画の立て方3ステップ-

得意教科・分野を1つ作る

得意教科や得意分野を1つ持っておくことは、メンタルを保つ上で非常に大切です

1つ得意教科・分野を持っておくだけで、安心感が生まれ、勉強へのモチベーションを保つことにもつながります。

また、得意教科や得意分野があると、成績も安定しやすくなるでしょう。

誰かと定期的に話す

受験生になると、今までよりも長時間勉強することになるため、孤独感を感じやすいです。

孤独になりやすい受験期だからこそ、人と定期的に話すようにしましょう

信頼できる友人や家族、先生と話すことはいい気分転換になります。

また、他人の意見を聞くことで「こういう勉強法もいいな」など、新たな気づきに繋がることもあるかもしれません。

適度に体を動かす

適度な運動はストレス発散や気分転換になります

散歩やジョギング、縄跳び、ストレッチなど、自分に合った方法を見つけてみてください。

私も受験生時代、勉強の合間にストレッチや軽い散歩をして、気分転換をしていました。

運動不足になりがちな受験期だからこそ、適度な運動を取り入れて、効率よく受験勉強を進めていきましょう。

メンタルがボロボロになったときの対処法

受験期は、模試でなかなか判定が出なかったり、成績が思うように上がらなかったりして、落ち込んでしまうこともあるでしょう。

ここでは、受験でメンタルがボロボロになってしまったときの対処法を3つご紹介します。

簡単な問題を解いて自信をつける

受験勉強が進んでくると、志望校の過去問など、難しい問題に取り組む時間が多くなってきます。

しかし、難しい問題を解こうとしてみてもなかなか解けず、自信を無くしてしまうことはよくあります。

そんなときは、基本的な問題に戻って自信をつけるのがおすすめです。

私も受験生時代、数学の難しい問題で自信を無くしたときは、教科書レベルの問題に戻って、自信を取り戻すようにしていました。

基本問題を解きなおすことは、知識や解法が身についているかを確認するいい機会にもなります

このように、難しい問題で躓いてしまったときは、簡単な問題を解いて自信をつけることが大切です。

悩みや不安を誰かと共有する

受験勉強は孤独な戦いになりがちです。

しかし、悩みや不安を一人で抱え込むと、メンタルがボロボロになってしまう場合もあります

そんなときは、友人や家族など、信頼できる人に悩みや不安を聞いてもらうのがおすすめです。

また、必要に応じて、スクールカウンセラーなどメンタルの専門家に相談するのも選択肢の1つでしょう。

勉強しない日を作る

受験勉強において、できるだけ多くの勉強時間を確保することは大切です。

しかし、自分を追い込み過ぎて、無理に時間を作ってまで勉強していると、それがストレスになってしまい、メンタルがボロボロになってしまうことがあります。

そんなときは、思い切って勉強しない日を作るのがおすすめです。

勉強しないといっても、だらだらするのではなく、外で思いっきり遊んだり、読書をしたりして、リフレッシュするようにしましょう。

また、志望校に行ってみて、モチベーションを高めるのもいいでしょう。

【京大式】受験本番の不安対処法5選

ここまで、受験勉強中のメンタルの保ち方やメンタルがボロボロになったときの対処法について解説してきました。

最後に、受験本番の不安対処法についてもご紹介します。

もうすぐ受験本番という方はぜひ参考にしてみてください。

①いつも通りに動く

受験本番だからといって、普段とは違うことをするのはおすすめしません。

受験前日だからといって徹夜をしたり、食事を抜いたりせず、いつも通りに過ごすことが安心に繋がります。

受験当日も、いつもより極端に早い時間に起きるなどせず、いつも通りに動くことで、落ち着いて受験に挑むことができるでしょう。

このように、受験本番でもいつも通りに動くことで、最高のパフォーマンスを発揮できます

②時間に余裕を持って動く

受験本番は時間に余裕を持って行動することが大切です

時間に追われると、心身ともにストレスがかかってしまい、思ったように動けなくなってしまいます。

受験当日までに、当日のスケジュールをきちんと確認し、早めに会場に向かうなど、時間に余裕を持つことを心がけてください。

時間の余裕は心の余裕につながります。

時間に余裕を持って動くことで、余裕を持って受験することができるでしょう。

③自分が勉強してきた参考書やノートを見返す

受験の前日や当日は、自分がこれまで使ってきた参考書やノートを見返すことが、自信を持つために役立ちます

自分が勉強してきた参考書やノートを復習することで、知識の確認になるだけでなく「自分はこれだけやってきたのだからきっと大丈夫」という自信にもつながります。

直前になって焦って新しい知識を覚えようとするのではなく、今までやってきたことを復習し、落ち着いて試験に臨みましょう。

④受験が終わったらやりたいことを考える

受験に集中することはもちろん大切ですが、受験のことばかり考えていると、不安になってしまう場合もあるでしょう。

そんなときは、受験が終わったらやりたいことについて考えてみるといいでしょう。

受験が終わった後のことを思い描くことで「あと少し頑張ったら大学生になれるんだ」と、受験に対するモチベーション向上につながるでしょう。

⑤終わった科目のことは考えない

受験当日は、終わった科目のことは考えないようにしましょう

終わった科目について考え過ぎてしまうと、次の科目への集中力が下がってしまう可能性があります。

そのため、いくら問題が解けなかったとしても、終わった科目のことは忘れ、気持ちを切り替えた上で次の科目の試験に挑むことが大切です。

まとめ:メンタルをうまく保って受験を乗り越えよう

今回は受験期のメンタルの保ち方について解説しました。

受験において、メンタルを一定に保つことは重要な要素の1つです。

メンタルを上手くコントロールすることで、受験勉強の効率や本番のパフォーマンスが大幅に上がるでしょう。

本記事を参考にしながら、上手にメンタルを保って受験を乗り越えましょう。

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この記事を書いた人

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巽凱希

京都大学工学部に在学中。機械システム工学専攻。
得意科目は数学で、中高時代、模試で学内1位を連発し、東大模試では全国5位を獲得の実績があります。

共通テスト(当時はセンター試験)得点率75%と大コケ⇒メンタル崩壊、直後の模試ではE判定という絶望的な状況に陥りました。しかしながら、独自の勉強法・習慣で挫折を乗り越え、ボーダーを100点越えで現役合格。

スタぺディアでは、理系科目(数学、理科)の監修を担当。ディレクターとして記事の品質管理も行っています。