こんにちは!スタペディアの山田です。
- 東北大模試を受けたいけど、予備校ごとの日程や難易度がわからない…
- 東北大模試を受けたのだけど、いつ結果が返ってくるのだろう…
- 結局、どこの予備校の模試を受けるのが良いんだろう…
東北大を志望している受験生の中には、このような疑問を抱いている人もいるでしょう。
今回は、東北大模試に関して、2023年度の実施予定や予備校ごとの特徴や結果返却のタイミング、さらにどの予備校の模試がおすすめできるかについて徹底的に解説していきます。
この記事を書いた人
京都大学総合人間学部に在学中。高3の8月まで部活動に夢中で、自習時間ほぼ0の日々を送る。部活引退後もその余韻を引きずり、切り替えができなかったことが原因で成績は大して上がらず、共通テスト(当時はセンター試験)では得点率73%と大コケ。二次試験も合格者最低点-30点で不合格→浪人生活へ。それからは高校時代に満足に勉強できなかった悔しさをバネに、周囲に流されない独自の勉強法・習慣を貫き、夏の冠模試では目標としていたA判定&成績優秀者としての冊子掲載を達成。その後も着実に成績を伸ばし合格。タイパを重視した独自の勉強法を編み出すのが得意。
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2023年度の東北大模試の日程
東北大模試は主に駿台・河合塾・東進・代ゼミの4つの予備校が実施しています。
2023年度の東北大模試の日程は以下の通りです。
実施日程 | 模試 | 予備校 | 申込期間 | 成績発送日 |
7/9(日) | 第1回東北大本番レベル模試 | 東進 | 5/14(日) ~7/6(木) | 7/18(火) |
8/20(日) | 東北大入試プレ | 代ゼミ | 6/20(火) ~ | 10/4(水) |
10/1(日) | 第2回東北大本番レベル模試 | 東進 | 7/10(月) ~9/28(木) | 10/10(火) |
11/3(金) | 東北大入試オープン | 河合塾 | 8月下旬公開予定 | 不明(例年は12月中旬) |
11/19(日) | 東北大入試実戦模試 | 駿台 | 8/14(月) ~11/10(金) | 12/16(土) |
予備校ごとの模試の特徴・難易度は?【河合塾・駿台・東進・代ゼミ】
東北大模試と一言で言っても、予備校ごとに特徴があります。
今回は難易度順に紹介していきます。
これらの特徴を知った上で受ける模試を決めましょう。
【駿台】東北大入試実戦模試
実施日程 | 模試 | 予備校 |
11/19(日) | 東北大入試実戦模試 | 駿台 |
最も難易度が高いのが、駿台の「東北大入試実戦模試」です。
東北大模試に限らず、駿台の模試は他の予備校の模試と比較すると、問題のレベルが高いです。個人的には、駿台の冠模試は実際の入試より難しいと思っています。
ですので、しっかり復習して定着させれば、かなりの自信につながりますよ。
また日程が本試の日程に最も近く、他の受験生も仕上がっているので、偏差値や判定はかなり信頼できます。
「駿台・ベネッセ大学入学共通テスト模試」も併せて受けると、ドッキング判定が行われて、より具体的な偏差値や判定が得られます。
詳細は駿台のHPをご覧ください。
【河合塾】東北大オープン模試
実施日程 | 模試 | 予備校 |
11/3(金) | 東北大入試オープン | 河合塾 |
河合塾の「東北大入試オープン」が東北大入試のレベルに一番近いです。
日程も本試に近く、他の受験生も仕上がっているので、偏差値や判定はかなり信頼できます。
また、河合塾の東北大模試は出題範囲予想の的中率が非常に高い点も魅力です。
直近だと、2023年の物理で熱力学の問題テーマと設問設定が同じ問題が本誌で出題されたり、化学で同じ語句を答える問題が出題されたり、といった完璧っぷりです。
こちらは「全統共通テスト模試」とのドッキング判定が行われます。
詳細は河合塾のHPをご覧ください。
【東進】東北大本番レベル模試
実施日程 | 模試 | 予備校 |
7/9(日) | 第1回東北大本番レベル模試 | 東進 |
10/1(日) | 第2回東北大本番レベル模試 | 東進 |
東進の「東北大本番レベル模試」も、実際の東北大入試とほぼ同程度の難易度です。
特徴は実施回数が2回あることです。
同じ予備校の模試であれば、受験者層も比較的同じと予想できるので、学力の推移を把握しやすいのがメリットになります。
第1回の東北大模試は他のどの模試よりも日程が早いので、できるだけ早いうちに自分の実力を試したい、という人にオススメです。
詳細は東進のHPをご覧ください。
【代ゼミ】東北大入試プレ
実施日程 | 模試 | 予備校 |
8/20(日) | 東北大入試プレ | 代ゼミ |
代ゼミの「東北大入試プレ」は、実際の東北大入試より少し簡単です。
ですので、「東北大志望だけどまだ本番レベルに到達していない…」という受験生にはオススメです。実施時期も夏なので、まだまだ本気で取り組めば間に合う時期です。
また、時期が駿台や河合塾より早めなので、一度早めに受けておきたい、という人にもオススメできます。
詳細は代ゼミのHPをご覧ください。
各模試の結果はいつ返却される?
模試の結果返却は東進が最も早く、受験後1週間と少しで発送されます。
結果返却が早いことは、次の目標に向けた学習にいち早く取り組むことができるという点で魅力的です。
駿台と河合塾は約1ヶ月後の発送になります。お互いに受験日の日程が近いので、両方の模試を受けた場合、ほぼ同時期に結果が返ってくることになります。なので、かなり力を入れて復習をしなければなりません。
代ゼミも結果が返ってくるまで、1ヶ月以上の時間がかかります。8月末に受験して、返却は10月上旬になります。駿台や河合塾の模試を受ける場合は返却後1ヶ月の間に復習を終わらせることを目標にしましょう。
結局どこの予備校の模試を受けるべき?
ここまで東北大模試の予備校ごとの実施日程や特徴、結果返却のタイミングについて解説してきました。
それでは、結局どの模試を受けるのがよいのでしょうか?
あらゆる模試を徹底的にリサーチしたスタペディアの見解を教えます。
必ず受けたいのは駿台と河合塾
すべての東北大受験生に受けてもらいたいのは、駿台の「東北大入試実践模試」と河合塾の「東北大入試オープン」です。
駿台は問題のレベルが高く、発展的な内容まで問われるので、実力をつけるのに最適です。
駿台の模試レベルを解ければ、東北大の入試で大きく点数を落とすことは少ないでしょう。
河合塾は問題のレベル、予想問題の的中率共に一番本試に近い模試と言って良いので、偏差値や判定、試験戦略をチェックするためにも、必ず受けてもらいたいです。
一つ注意したいのは、駿台と河合塾は間が2週間しかなく、かなり力を入れて復習をしなければ間に合わないです。短い間に復習できるように、計画的に勉強しましょう。
心配な人は代ゼミの模試も受験しよう
その他に心配な人は代ゼミの「東北大入試プレ」も受けてみるといいでしょう。
駿台と河合塾の模試はどちらも11月で時期が被っています。早めに東北大の模試を受けて自分の実力を知りたいという人には、夏実施の代ゼミもアリかなと個人的には思っています。
東進は2回とも受けないと効果が半減してしまいますが、たくさん受けるというのはそれだけ復習に時間が取られてしまうということです。
基本的には駿台と河合塾の2回、もしくは必要であれば代ゼミを加えた3回受けるのをオススメします。
どの模試を受けるかは早めに決めておく
東北大模試に限ったことではありませんが、どの模試を受けるのかは早めに決めて、日程は把握しておくべきです。
なぜなら、模試に合わせて勉強計画を立てないと受ける意味がなくなってしまうからです。
せっかく模試を受けるのであれば、次の模試までに復習を終わらせて、間違えた箇所を定着させておきましょう。同じ間違いを何度もしているようでは、もったいないですし、正しい偏差値や判定が出ません。
「復習なんて模試の後にすればすぐ終わるじゃん」と思う人もいるかもしれませんが、模試は一回復習して終わりではありません。
一度復習して完璧になるような問題を間違えているなら、それは単なる勉強不足です。
模試の復習が終わった、という人に同じ模試を解かせても、満点解答を作れる人はほとんどいません。復習してその場では理解できても、きちんと定着してないのです。
これではせっかく予想問題と同じ問題が出ても、同じ間違いをするだけです。
一度模試で間違えた箇所は定着できるまで何度も復習しましょうね。
東北大模試の出来・点数が悪くても、入試本番で合格点をとれるようになる勉強法とは?
東北大模試を受験してみて、自分の記述解答力のなさを痛感した人は多いと思います。
模試の結果が帰ってきた人はなおさら、自分の記述解答力のなさを痛感したことでしょう。
- 「自己採点ではできていたのに、なんでこんなにも減点されているんだ…」
- 「記述答案で守るべき作法・減点されないための記述の仕方があるなら知りたい…」
と思いますよね。
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大学別の模試は、年に開催される回数が限られていますし、答案の返却も遅いです。また、一般的な添削サービスも、パートのおばさんが添削していて質が怪しいですし、返却されるのが1ヶ月後くらいが目安で非常に遅いです。
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まとめ:東北大模試は駿台と河合塾がオススメ!
今回は東北大模試の実施日程や予備校ごとの特徴、結果返却のタイミング、オススメの模試を解説しました。
各予備校の模試の特徴を踏まえたうえで、自分の志望大学の冠模試を受けることは実力をグッと高める近道になります。
ぜひ模試を上手に活用して、志望校の合格を掴み取って下さい!