- 勉強は頑張っているけど、まだ志望校が決まっていない…
- 大学が多すぎて志望校を決められない…
皆さんの中には、このように悩んでいる人もいるでしょう。
この記事では大学選びのコツと、文系の各学部について詳しく解説しています。
この記事を読んで、志望大学を決められると、勉強がしやすくなり大学合格に近づくこと間違いなしです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
失敗しない大学選びのコツ3選
大学選びのコツは大きく分けて3つあります。
ここでは、私が受験生時代に実際に行っていた大学選びの方法を参考に、大学選びのコツを3つ紹介します。
①就きたい職業を参考にする
まず一つは、自分の将来の夢や就きたい職業をベースに大学・学部を選ぶ方法です。
これが最も一般的な方法かと思います。
例えば将来の夢が弁護士の人は法学部を、医者の人は医学部を志望するといった方法です。
大学は将来自分が就く職業に直結します。そのため、よく考えて大学・学部を選びましょう。
私もこのやり方で現在法学部に進学することを決めました。
この方法では「行きたい大学」を具体的に決めるのではなく、行きたい学部を決めることがおすすめです。
②難易度を参考にする
これは大学選びにおいて参考にするべき要素です。
いくら「〇〇大学に行きたい!」と思っても、自分の学力がその大学の偏差値に及ばなければ、その大学には行くことができません。自分の学力に合う大学を選ぶのがよいでしょう。
ただし、ここでいう「自分の学力に合う」というのは、決して「自分が今行ける大学」という意味ではありません。「自分が最大限努力して行ける大学」という意味です。
自分の模試の成績や判定と相談しながら、「自分が最大限努力して行ける大学」を探してみましょう。
③雰囲気や環境を参考にする
いくつかの大学で迷っている場合は、大学の雰囲気や環境を参考にしてみましょう。
大学によって雰囲気や環境は全く異なります。
休日に気になる大学に行ってみたり、オープンキャンパスを利用して実際の大学生活を覗いてみたりして、雰囲気や環境をつかんでおくのも大切です。
実際に大学に行くことで大学生活を想像しやすくなり、モチベーションアップにもつながります。
私も受験生時代に何度か京都大学に行って、モチベーションを高めていました。
勉強のリフレッシュとして大学に行ってみるのがおすすめです。
インターネット上では分からない大学の雰囲気や環境を味わえるはずです。
【文系各学部の特徴】学部ごとにオススメの人を紹介
ここでは、文系各学部の特徴と、各学部におすすめの人の特徴を紹介していきます。
法学部
法学部では「憲法・刑法・民法・刑事訴訟法・民事訴訟法・商法」といった六法や、会社法や国際法といった法律の基礎知識を学びます。
また、法学部では政治も学ぶことができ、政治手法や、政治形態、行政などについて学習します。
法学部はこんな人にオススメ
- 法曹(弁護士・検察官・裁判官)や公務員になりたい人
- 暗記が苦手でない人
- コツコツ努力できる人
言わずもがな、法曹や公務員になるためには法律や行政について深く理解していなければいけません。そのため、法曹や公務員になりたい人は法学部に行くことをおすすめします。
また、法学部では膨大な量の法律を学習します。これは一夜漬けでどうにかなる量ではありません。
そのため、暗記やコツコツ勉強することが苦手な人は苦労するかもしれません。
経済・経営学部
経済・経営学部では経済学や企業経営について学びます。
経済学は個人や企業の経済活動を研究するミクロ経済学と、国や地域の経済活動を研究するマクロ経済学に分類されます。人々の経済活動について深く学ぶことができます。
一方、経営学は、マーケティングや企業の経営戦略についての学問で、経営学部では企業経営に必要な知識を幅広く学ぶことができます。
経済・経営学部はこんな人にオススメ
- 経済学に興味があり、経済に関わる仕事に就きたい人
- 企業経営に興味がある人
経済・経営学部を卒業した人は、企業の経営者やコンサルタントになる人が多いようです。
これらの職業に興味がある人はこの学部に進学を考えてみましょう。
文学・人文学部
文学・人文学部は文化や社会を研究する学部です。
より詳しく説明すると、文学・人文学部では言語学や文学史、考古学や歴史学について学びます。幅広い分野を学ぶことができます。
文学・人文学部はこんな人にオススメ
- 文学や歴史に興味がある人
- 人間の文化や社会を深く理解したい人
文学・人文学部を卒業した人は、教師や翻訳家、ライターなどの仕事に就くことが多いですが、幅広い職業の選択肢があります。あまり将来の夢について決まっていない人にはおすすめの学部といえるでしょう。
教育学部
教育学部では、その名前の通り教育について学びます。
教育の理論や教育心理、教育に関する法律について深く学ぶようです。
また、教育学部では教育実習を通じて教師としての実務経験を積むことができます。
教育学部はこんな人にオススメ
- 将来教師になりたい人
- 教育に携わる職業に就きたい人
教育学部卒業後は全員が教師になるわけではなく、一般就職の人も多いです。
しかし、教育学部を卒業した人の多くは教育に携わる職業に就きます。教育に興味がある人にはおすすめの学部だといえるでしょう。
外国語・国際教養学部
外国語・国際教養学部は主に外国について学ぶ学部です。
特に外国語学部では英語や中国語、フランス語などを深く学び、語彙や文法、発音について深く学びます。
それに対して国際教養学部は、国際社会で活躍できる知識や学問を身に付ける学部です。国際教養では、英語を道具として知識を習得するため、英語が必要不可欠となります。
外国語・国際教養学部はこんな人にオススメ
- 外国語に興味がある人
- 将来外国と関わる仕事に就きたい人
外国語・国際教養学部を卒業した人は、通訳や翻訳家、外交官や企業の海外担当者など、外国語や外国に関する職業に就く方が多いです。
社会学部
社会学部は私たちが生活する社会について深く学ぶ学部です。
人間の行動や社会の構造、変化などを研究します。社会学部で主に学べる分野としては、社会学や社会心理学、社会福祉やジェンダー論が挙げられます。
社会そのものを複数の視点から掘り下げて探求する学問なので、広い領域を学べることが特徴的です。
社会学部はこんな人にオススメ
- 社会について幅広い知識を得たい人
- 将来何がしたいか決まっていない人
社会学部の就職先は多岐にわたります。学ぶことが幅広いだけに、就職先もさまざまなようです。
政策学部
政策学部では、社会や経済を中心としたさまざまな分野から、政策を多角的に学びます。
特に、政治・経済・環境・エネルギー問題などの現在問題となっている政策的課題に対して深く学ぶようです。
政策学部はこんな人にオススメ
- 公務員になりたい人
- 教育に携わる職業に就きたい人
政策学部を卒業する学生は、公務員や教育業界に就職する人が多いようです。
公務員は社会問題を解決する職業です。そのため、政策学部を卒業した学生は大学での学びを生かせるでしょう。
まとめ
大学選びのコツと、各文系学部の特徴やその学部におすすめの人の特徴について解説しました。
【大学選びの3つのコツ】
・就きたい職業を参考にする
・難易度を参考にする
・雰囲気や環境を参考にする
また、文系にはさまざまな学部があり、それぞれ違った特徴があります。
この記事を参考に自分の行きたい学部を見つけて、合格を掴み取ってくださいね。